暑かった頃から、すっかり金木犀の頃も過ぎてしまった。

モモガルテンで、緑と旧い木に包まれるように
シーサーズ「島建てシンゴ」CD発売記念打ち上げ。
夜の緑道は遠い知らない街に繋がっているような不思議があって、
ポッカリ集まった人々の賑やかが、絵本のようだった。

そのCDを持って、
沖永良部島に御披露目に行くことになって、
那覇から舟で7時間らしいけど、
博覧会を仕切ってた先輩は、
ウットリして「すばらしい!」って言うから、
信じてます。

那覇の桜坂に桜はあるのかな?
その坂を初めて登ってBARドラミンゴでも御披露目します。
映像紙芝居なので、壁に神様も出てきます。

ジョンケージの作品は音楽ではなくてオブジェでした。
音楽と同じイメージの空間を見た気がしたのです。
その三鷹の森さん達の現代版画コレクションの一部は、
配布されたマスクをかけて、息をこらして視神経から入ってくる、
紙やインクのざらつきまでもが、皮膚で感じられる様。
そして、多分、森さんはRockな人。

沖縄に住んでるピアニストの千代ちゃんと逢おうと思ってたら、
嬉しい音楽の時間になる事になった。
5日に那覇にいる人は Music Cafe kumojiに!

トリスタンの譜面を思い出しながら弾いていて、
頭がグルグルになってたけど、
案山子楽団で集合したら、しっくり落ち着いた。

下北沢La Canaは、土間のあるヨーロッパの田舎みたいな店で、
久し振りのトリスタン&案山子楽団の音楽を、
どこまでも吸い込んでいった。
いろんな音楽が染み込んでるかんじ。

インプロで繋ぐ曲には、
いろんな顔があって、毎回、違うのが楽しい、
そして台湾でも音楽するかもしれないから、
また違う顔になるやも。

いろいろ詰め込んでたら、
実は、身体がカチコチになってた事が判明。
岩を砕く様にメンテしてもらった。

さて来月には、
山下さんのお招きで
久し振りに歌う事になった。
11月20日吉祥寺マンダラ2です。