早起きして飛び乗った新幹線で

 
あっとゆうまに金沢に!
雨上がりの緑が濃い兼六園や、
近江町市場を堪能して、
永平寺で白山の龍や深い翠の間を
彷徨うように居てみました。
山を下り魯山人のいた場所に座って
庭を眺めて山中温泉に浸かってみたのです。

 

ずっと海に行きたかったなっと、
それはエルトポみたいな親子と、
遠くに釣り人が一人しかいない
静かな日本海でかないました。


雨の金沢は色んな雨が降って、
成巽閣の庭の匂いや、
鈴木大拙館や池や樹々は、
大きなものに包まれている事を
感じさせてくれました。
そしてはしゃいで行く学生達が
風に乗って行きました。

   
長く憧れていた雪椿にいると、
これまでの時間にありがとうが言えて、
21世紀美術館に翻弄されながら脳がほぐれました。


東茶屋街は観光地だったけど、
お茶屋さん志摩には
旧い時間が残っていました。
そして金沢から
ビール飲んでる間に戻りました。

日本橋亭で琴柑さんの講談:里見八犬伝 第二回。
出会って、別れて、闘って、生きて、亡くなっての
数えきれない重なりを浴びるように見て、
何回も何回も生きた気分になりました。