貝の学者の山下さんが企画した「Glory of the Rain Sound 」


雨の雫を思うライブの御誘いを有り難く受けて、
打ち合わせは、(もちろん)貝のバーです。
…さて、亀の手がこんなんことになって…
太古の恐竜の背骨のようです。

19日は桜桃忌で太宰治氏の誕生日です。
縁があるのか入水した場所も友達の家の近くですが、
今日は一緒に亡くなった女性と本郷でご近所さんの顔見知りの方と、
当時の御話をしてました…生きている事を無い事にするのは悲しい。

雨を歌う夜が来るのですね…雨は大好きなのに、
歌にするのは少なくて、私はもっと歌う為に、
渡り鳥の子供を見ながら雨の公園でビール飲んでみたりしました。


8月29日(土)
下北沢ラカーニャ「洋乃の部屋」で矢部浩志氏が使うギターを
藤村氏より御借りする受け渡しの儀式に、
静岡から洋香&西荻村より友達が集っての立ち会いの席は、
三日月酒房で。

全て樹で作られたギター(照れキャスター)は、
なんとカーネーションのファンの家具職人の方の手作りで美しく、
薫製の良い匂いがするのです。
皆で嗅いでみました。

「Glory of the Rain Sound」

雨粒のように、様々な人の音が降り注いで良い夜でした。
不思議と私のソロに、ミオストリングス洋香がサポートは初めてで、
キラキラして楽しかったわ。
…こんなふうって同じ様に感じて表現できるのは姉妹だからですね。
だって付き合い長いのよ…。

雨が降る静かな住宅街で、
バイオリンの生徒ちゃんとヘンデルの二重奏ソナタを弾いていた。
ヘンデルの好きなところを語るキラキラした瞳が、ずっと輝きます様に。

空気のなかにある水が東京に、こぼれ落ちて
東中野ポレポレで観た
「Beauty of Tradition−ミャンマー民族音楽への旅−」
水を含んだ音が広がって包まれました。